ダッチ（パンダウサギ）の性格と特徴

ダッチ（パンダウサギ）とは？

画像提供：星野伸

　ダッチ（Dutch）は、欧米では古くからペットのカイウサギ（飼いうさぎ）として知られているオランダ産うさぎの定番人気品種で、日本でも古くからペットのうさぎとして導入されてきました。

　ちなみに、当時、ダッチを基にした雑種のうさぎも日本に輸入され、その後日本国内でも長い間様々な交配が行われ、その結果純血種のダッチに共通した人になつきやすい温和な性格と、病気にも強い丈夫な体を併せ持った雑種（ミックス）がたくさん生まれました。

　これらの雑種のうさぎもまた、ミニウサギ、パンダウサギといった呼び名で人気があります。

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ダッチ（パンダウサギ）の性格と特徴

　先ほどもご紹介しましたが、ダッチ、あるいは雑種のパンダウサギは、個体差もありますが、そのほとんどが性格温厚で人になつきやすいことから、初めてうさぎを飼う人でも、安心して飼い始めることができることが大きな特徴と言えます。

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　ダッチの体重は、オス、メスともおよそ1.6kg〜2.5kgで、全体に丸い体つきをしています。そして、パンダウサギの愛称のもとともなった、鼻から額にかけて鉢割れした白と黒、胴体の前半分が白、後ろ半分が黒、後ろ足の先端が白といった、黒と白のツートンカラーの被毛もまた大きな特徴です。

　日本では、1960年頃から始まったベビーブーム後の1970年頃に、室内で飼える子供たちにも人気のペットとして、一大ブームを巻き起こしました。ダッチ（パンダウサギ）は、ブームが過ぎ去った現代でも、高い人気を持つ小型うさぎの代表的品種として知られています。

ダッチとネザーランドドワーフの関係

（写真：ネザーランドドワーフ）

　愛らしい姿で人気のドワーフ種のうさぎのなかでも、特に人気の高い小型のうさぎの代表的品種として知られている、体重およそ1kg前後しかないネザーランドドワーフ。

　実は、この人気の高いネザーランドドワーフは、かつて一大ブームを巻き起こしたダッチをベースにした品種改良によって生まれたともいわれています。

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