梅雨の始まりから夏にかけて、うさぎの健康管理にもよりいっそう注意が必要です。このページでは、梅雨の始まりから夏にかけてのうさぎ飼育のポイントと注意点について、わかりやすくご紹介しています。
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気候のよい春を過ぎて、6月頃の梅雨が近づくとだんだん湿度が高くなり、雨がちな日も多くなります。この時期は、うさぎの耳や足裏が、いつも以上に湿っていないかをチェックすることで、皮膚病やノミ・ダニの早期発見につながります。
梅雨が過ぎると夏の高温期にはいります。もしも日中に30℃を超える日が続くようなら、エアコンなどを使った暑さ対策が必要になります。屋外飼育の場合は、うさぎ小屋の通風をよくしたり、日除けをしたりして、できるだけ涼しく過ごせる工夫をしてあげてください。
また、この時期から、保存しているうさぎの餌の鮮度に注意が必要です。梅雨から夏にかけての湿度や気温の上昇に伴って、カビが発生しやすくなり、うさぎの餌も傷みやすくなります。
密閉容器などでうさぎの餌を保存している場合は、容器に乾燥剤を入れてカビの発生を抑える工夫も必要になります。長期間の保存が心配であれば、割高にはなりますが、この時期だけ、数日で使い切れる量の餌を購入するという方法も検討してみましょう。
さらに、餌の鮮度に注意が必要なことに関連して、うさぎの体調に、いつも以上に気をつけてあげてください。
とくに、下痢や食中毒には注意が必要です。本来うさぎのウンチは固くコロコロした粒状になるのがふつうですが、ゆるいウンチが続くようであれば、干し草を多めに与えて様子を見て、改善が見られないようであれば、早めに獣医さんの診察を受けるようにしましょう。
○当サイトの出典及び参考書籍:ハムスター・ウサギ・リスたちと暮らす本 (霍野晋吉監修 誠美堂出版)/とってもかわいい!ウサギの育て方(桜井富士朗監修 誠美堂出版)/ウサギとおしゃれに暮らす本 (鈴木麻子著 誠美堂出版)/小動物の飼育情報満載!スモールペット飼育ハンドブック(緑書房)
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