このページでは、一般的なうさぎの寿命と、代表的な飼いうさぎ(カイウサギ)の寿命、そして雑種のうさぎの寿命についてご紹介しています。
当サイトのすべてのページは、本文下の総合ページリンクからご覧いただけます。
|
うさぎの寿命は、一般的にはおよそ5年から7年とされていますが、そのうさぎの健康状態や餌の種類や与え方、衛生管理の状態などを含めた飼育環境の違いによって大きく増減します。
そのため、10年以上もの長寿を全うするうさぎもいるなかで、1年未満の寿命しかないという場合もあります。
とくに、子うさぎの段階では、成長した大人のうさぎに比べて体の抵抗力や体温の調節機能が未熟なこと、餌の種類や水分の含有量などによって下痢を引き起こす可能性が高く、いったん下痢をするとなかなか治りにくいことなどによって、数ヶ月で死んでしまうこともあります。
もちろんうさぎ特有の病気や、多くの動物たちに見られる感染症などによって、本来の寿命を全うできない場合も考えられますので、一般に広く知られているうさぎの寿命は5年から7年という数字も、個体差によって大きく違ってくると考えたほうがいいでしょう。
ご参考までに、代表的なうさぎの品種ごとの一般的な寿命をご紹介すると、耳が短く顔が丸いペット用うさぎ(飼いうさぎ)のなかで最も体の小さいネザーランドドワーフの寿命は、一般的にはおよそ5年から10年、一説には13年以上も生きた事例もあるともいわれています。
そしてホーランドロップイヤーとフレンチアンゴラの交配種のアメリカンファジーロップの場合、その寿命はおよそ5年から10年、イギリス生まれの体を包み込むような大きな垂れ耳が特徴のイングリッシュロップイヤーの寿命も、およそ5年から10年と考えられています。
ミニウサギやピーターラビットといった名前でペットショップなどで良く見かける雑種のうさぎの寿命は、純血種のうさぎたちとほぼ同じか、もしくはやや長生きする傾向があるようですが、それでもおよそ5年から10年、ごく稀に、うさぎの健康状態や飼育環境によっては、15年近くもの長寿を全うすることもあるようです。
以上のことから、雑種のうさぎの寿命も、そのうさぎのもって生まれた体の丈夫さや飼育環境によって大きく増減するものの、一般的には5年から7年前後の寿命とするのがひとつの目安と考えられています。
○当サイトの出典及び参考書籍:ハムスター・ウサギ・リスたちと暮らす本 (霍野晋吉監修 誠美堂出版)/とってもかわいい!ウサギの育て方(桜井富士朗監修 誠美堂出版)/ウサギとおしゃれに暮らす本 (鈴木麻子著 誠美堂出版)/小動物の飼育情報満載!スモールペット飼育ハンドブック(緑書房)
当サイト、「うさぎ(兎)の飼い方・育て方」では、うさぎ(兎)の上手な飼い方と育て方、うさぎ(兎)の日常の健康管理、初めてでも楽しくうさぎ(兎)と暮らすための育て方のポイントをわかりやすくご紹介しています。
●当サイトのすべてのページは、サイトのページ一覧からご覧いただけます。
●関連サイト:猫の不思議と秘密
スポンサーリンク
|
●アナウサギ(穴うさぎ)と飼いうさぎ | ●飼いうさぎと野うさぎの違い |
●アナウサギの暮らしと習性 | ●ペットとしてのうさぎの歴史 |
●うさぎの品種改良の歴史 | ●名前でわかるうさぎの特徴 |
●耳でわかるうさぎの成長後の大きさ | ●うさぎの寿命は何年? |
●うさぎの体の特徴と能力 |
スポンサーリンク
|
●元気で丈夫なうさぎの選び方 | ●うさぎの単独飼育とペア飼育(多頭飼育)のメリット・デメリット |
●うさぎと相性の良い動物・相性の悪い動物 | ●うさぎの入手方法と入手先 |
●揃えておきたいうさぎの飼育用品 | ●うさぎの室内飼育のメリット・デメリット |
●うさぎの屋外飼育のメリット・デメリット | ●うさぎの性格と感情表現 |
|
●うさぎの迎え方 | ●うさぎの抱き方・触り方 |
●うさぎのエサ(餌)の種類と選び方 | ●うさぎに与えてはいけない食べ物 |
●うさぎのエサ(餌)の与え方 | ●うさぎのブラッシングの方法 |
●うさぎのシャンプーの方法 | ●うさぎのしつけ方・叱り方 |
●うさぎのトイレのしつけ方 | ●うさぎ(兎)の爪の切り方 |
●うさぎにお留守番をさせるには | ●うさぎに散歩(外出)をさせるには |
●梅雨から夏のうさぎ飼育のポイントと注意点 |
スポンサーリンク
|
●ネザーランドドワーフの性格と特徴・育て方 | ●アメリカンファジーロップの性格と特徴・育て方 |
●イングリッシュ・ロップイヤーの性格と特徴・育て方 | ●ダッチの性格と特徴 |
●ドワーフラビット(雑種のうさぎ)の性格と特徴 | ●ドワーフロップの性格と特徴 |
|