うさぎが寒がっているときのサイン

 このページでは、うさぎが寒がっているときにしぐさや動きに現れるサインについてご紹介しています。うさぎは、寒いことを言葉で飼い主さんに伝えることができませんから、しぐさや動作に現れるサインから、寒がっているかどうかを見極めることが大切です。

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うさぎは寒いと言えないから…。

 一般的に、うさぎが快適に過ごせる気温は、およそ8℃〜25℃の範囲で、暑さは苦手ですが、寒さには比較的耐えやすいといわれています。

うさぎの画像

 とはいっても、うさぎの寒さに対する抵抗力は、うさぎの種類や大きさ、年齢が高いか低いか、病気をしているか健康かなど、それぞれの個体差によっても違ってきます。

 どんな動物にも言えることですが、うさぎも自分が寒くて辛いことを言葉で飼い主さんに伝えることができません。

 大切なうさぎの健康を守るためにも、うさぎの様子を注意深く観察して、しぐさや動作に現れるサインから、寒がっているかどうかを見極めることが大切です。

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うさぎが寒がっているときのサイン

 うさぎにも、寒いと感じたとき特有のしぐさや動作などのサインがあります。うさぎのふだんの様子をよく観察して、早い段階で見分けられるようになることが、うさぎの冬の健康を守ることにもつながりますので、以下にご紹介する見分け方のポイントをぜひ参考にしてみてください。

うさぎの画像

 うさぎは、寒いと感じると少しでも体温を逃がさないように「身体を丸くしてじっとして過ごす」ことが多くなります。

 もちろん、ふつうに休んでいるときも身体を丸くすることはありますが、寒いときは「手足を身体の下に入れてうずくまる格好」になりますので、それで見分けることができます

 また、うさぎは耳にたくさんの毛細血管が集まっていて、そこで体温調節を行っていますが、「耳を触ってみたときに冷たいと感じる」ようなら、この場合も寒がっているサインと考えて、すぐに暖かい環境を用意してあげてください。

 とくに夜間の冷え込みはうさぎにとっても辛いもの。「夜中に耳を触ってみて冷たいとき」や、「じっとうずくまって動かないとき」は、寒くて辛がっていると考えて、遠赤外線効果の高いマイカヒーターや、毛布などの自分の体温で温まることができる環境を用意してあげてください。

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食欲がないのも寒さが辛いサイン

 また、夜昼に関係なく、動きがない顔つきが変わった食欲がないなどの、普段とはちがう何かを感じたら、それも寒さや寒さによる体調不良のサインと考えられますので、すぐに身体を温めることのできる環境を用意してあげてください。

 ただし、うさぎの寒さ対策には、注意しなければならないことがひとつあります。それは、必要以上に暖かい環境は、うさぎが本来持っている寒さに対する抵抗力を弱めてしまうことがあるということです。

 どのくらいの気温が適切なのかは、厳密にいえば個体差もありますので、それぞれのうさぎに合わせてということになるのですが、基本的には18℃から25℃の範囲内で、動きやしぐさを観察しながら、暖かすぎないようにすることも心に留めてあげてください。

 いずれにしても、暖かい環境があるにもかかわらず、動きや食欲が何日も改善されないようなときは、寒さですでに体調を崩してしまっていることも考えられます。早めに獣医さんを受診して、適切な治療を受けさせてあげてくださいね。

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